1947-09-19 第1回国会 衆議院 司法委員会 第34号
○奧野政府委員 御指摘のように、實はこの民法は憲法の要請に基きまして、それに適合せしむるための最小限度の改正でありまして、從いまして近く將來全般的に再檢討を加えてまいりたいと考えておりますので、できるだけ現行の民法に基いて、憲法上許されないと考えられる點を修正いたした次第でありまして、ただいまお話のような、いわゆる優等學上いろいろな制限の必要があるのではないかというような點は、至極もつともと考えるのでありますが
○奧野政府委員 御指摘のように、實はこの民法は憲法の要請に基きまして、それに適合せしむるための最小限度の改正でありまして、從いまして近く將來全般的に再檢討を加えてまいりたいと考えておりますので、できるだけ現行の民法に基いて、憲法上許されないと考えられる點を修正いたした次第でありまして、ただいまお話のような、いわゆる優等學上いろいろな制限の必要があるのではないかというような點は、至極もつともと考えるのでありますが
ただ事実婚の問題につきましては、將來全般的に改正を試みます際には十分研究いたしたいと考えとおりますが、早急の問題でありましたので、事実婚をここに持つて來るだけの確信を得なかつたがために從來通りといたしたのであります。 それから次の七百四十條は現在の七百七十六條と大体同樣であります。ただ條文の整理をいたしましたのみであります。